2026年10月27日(火)に、第32回普及促進ワーキンググループ会合が開催されました。勉強会の講演とミニ展示の概要を公開します。
[講演概要より]
デバイスWebAPIとMCP(Model Context Protocol、2024/11発表)は目的は違えど、実はほぼ同じコンセプトの設計思想となっています。
更に、Anthropicは8/27に物理機器制御のための共通規格「MHS (Model Hardware Standard)」を発表し、通信プロトコル抽象化、意味論的なインターフェース抽象化というデバイスWebAPIが目標としていた設計の普及が見えてきました。
本講演ではデバイスWebAPIとMCP/MHSの比較から、生成AI文脈外の観点でMCP/MHSの勘所を見ていきます。
[講演概要より]
日々情報が氾濫し、キャッチアップが追いつかないAI技術トレンド。本セッションでは、直近半年の注目動向の中から「実装・システム設計の現場で今押さえておくべき要点」だけを15分に凝縮してお届けします。
「Jev」に代表される判定特化型AIの台頭やローカルLLMの急速な進化、それを支える小型・低消費電力な推論ハードウェアの進展など、クラウド依存からの脱却やエッジAI活用の「現在地」を総ざらいします。
[講演概要より]
従来のGPS/GNSSによる「数メートル誤差」から「誤差数センチ」へ。
かつては専門分野や特殊・高額な設備に限られていた高精度測位が、近年のモジュール低価格化やインフラ整備により、一般的なシステム開発や現場導入にも手が届く実用フェーズに入りました。特に「みちびき」は今年8月に7号機の打ち上げに成功し、来春(2027年初頭)の運用開始に向けてさらなる精度向上や安定運用が期待されるなど、まさに今が注目の転換期です。
本講演では、「みちびきCLAS」と「RTK」の基礎知識から、自動運転・ドローン、農機・建機の無人化、改ざん不能な位置証明といった新ビジネスの展望までをわかりやすく解説します。さらに当日は、実機受信機を用いた実験映像をご覧いただきます。誤差数cmの世界がもたらすリアルなインパクトと、新たなビジネスチャンスの可能性をぜひ体感してください。
[展示概要より]
IoTデバイス「VitaNet Station」を活用し、利用者が設置場所に近づいたタイミングでスマートフォンへ通知を届ける店内・施設内スマホ通知広告「AccuNotify™」を展示します。会場ではデモ用アプリ(Open! / God!)をその場でダウンロードいただき、通知の受信からワンタップでWebサイトや動画などのデジタルコンテンツへ誘導される、シームレスな顧客体験を実際にお試しいただけます。
[展示概要より]
エージェントとロボットが家庭に複数入る時代が近づいています。家庭につながる機器は増え続け、自ら判断して動く AI も日常に入りはじめました。課題は二つあります。ひとつは、役割も目的も異なる複数の主体が限られた設備を共有すること。隣が何をしたいかを見ないまま動くため、やりたいことが競合します。もうひとつは、ひとつの主体が複数の身体を使い分けること。デバイスごとに別の相手が応対すれば会話は途切れます。
本デモはこの二つに対応する機能を組み合わせます。Harmonizer はコンテキストを収集し、命令も確認もせずに全員が満たされる手段を見つけます。Agent-Cast は対話相手をデバイス間で渡り歩かせ、同じ人格と記憶のまま会話の続きを引き継ぎます。デモは、来場者が手元の端末で話した相手が同じ人格でコミュニケーションロボットに移って応対する実機の動作と、2D シミュレーター上で家庭内の調和が進む様子の二つで構成します。
[展示概要より]
チャットボット対話を、AIが仮想の顧客となり、自律的に対話を繰り返し、対話履歴を別のAIが監査・評価する技術の紹介です。お客様の業務や運用ルールに応じた評価観点を設定し、回答の正確性、対話の適切さ、重大な問題の有無などを診断することで、チャットボットの品質の可視化と改善を支援します。
会場では、AI同士による自動対話と、その結果を監査・評価するデモをご覧いただく予定です。