通信サービスの多様化、センサーをはじめとするハードウェアの飛躍的な進化に加え、AI技術といった周辺領域の急速な発展は、デバイスの活用シーンを劇的に拡大させ、デバイス間の連携による価値創造をかつてないほど複雑にしています。IoTが真価を発揮するためには、多様な企業の専門性を結集することが不可欠です。
本コンソーシアムは、通信事業者、ハードウェアベンダー、ソフトウェアベンダー、システム開発事業者など、IoTエコシステムを構成する多岐にわたる業種の事業者ネットワークの中核として機能します。この強力な連携を通じて、新たな価値創造を加速させるIT事業者コミュニティとして、私たちは活動を推進しています。
私たちは IoT における「モノを繋ぎ、新たな価値を創造する」ことに情熱を注ぐ、多様な IT 事業者が集うコミュニティです。
IoT がその真価を最大限に発揮するためには、多様な企業の専門性を結集することが不可欠です。本コンソーシアムは IoT ビジネスにおける最適なパートナーマッチングの場として機能します。
私たちは定期的な対面勉強会を通じて、会員間の相互理解を深め、異業種間の貴重な知見を共有します。これにより、参加者にとって新たなビジネス共創の機会を創出します。
デバイスWebAPIコンソーシアムは、複数のウェアラブル機器やIoT機器を一元的に操作するスマートフォンアプリや Web アプリの開発を容易にするインターフェース技術「GotAPI」の普及活動および機能検討を目的とし、2015年4月30日に株式会社NTTドコモとソフトバンクモバイル株式会社(現:ソフトバンク株式会社)によって設立されました。
GotAPI とは、Web技術を用いてスマートフォンと外部デバイスの連携などを実現するフレームワークであり、標準化団体 OMA (Open Mobile Alliance) において「Generic Open Terminal API Framework Version 1.1」として標準化された仕様の名称です。NTTドコモは、GotAPI 仕様に基づいた実装であるソフトウェア「DeviceConnect」を開発し、オープンソースとして GitHub で公開しました。
その後、当コンソーシアムは DeviceConnect をはじめとするデバイス連携の利用を推進してきましたが、その活動過程で、テーマを IoT 全般へと拡大しました。当初設置されていた技術ワーキンググループは、このテーマ拡大に伴い「普及促進ワーキンググループ」へと改称され、現在に至ります。
現在、デバイスWebAPIコンソーシアムは、通信事業者、ハードウェアベンダー、ソフトウェアベンダー、システム開発事業者など、IoT エコシステムを構成する多岐にわたる業種の事業者ネットワークの中核として機能し、新たな価値創造を加速させるIT事業者コミュニティとして活動を推進しています。
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規約第 9 条に定められた設立時の会員は以下の通りです。
当コンソーシアムでは、独占禁止法の順守、知的財産および著作権の取り扱いに関して、規約に加えて、以下のガイドラインを設けて運営します。
ウェアラブルデバイスの代表格であるスマートウォッチをモチーフとして、頭文字の D をあらわしたマークです。縦棒を囲んでいる円は、Consortium の C をベースにした鎖素子であり、これによって鎖=連結・連携といったモノのつながりも表現しています。また、このマークの傾きは地軸と同じ約 23.4° となっており、グローバルな視点を持つ組織ということを暗に示しています。
またロゴタイプ(文字)は、直線をベースとしたフォルムはモダンな印象を与え、本コンソーシアムの先進性や革新性を暗に表現しています。