[講演概要より]

コモディティ化が進んでいるスマートフォンとは異なり、IoTデバイスは 用途に応じて形状も様々で、実装される機能も多種多様です。

ソフトバンクにおいても市場競争力の高いプロダクトをリリースするために 様々な業務の自動化効率化を進めておりますが、多種多様なIoTデバイスの 開発/検証における自動化効率化の取り組みについて、昨今話題の生成系AIを 活用した取り組みも含めてご紹介させて頂きます。

[講演概要より]

IoT技術の発展により、人物検出技術を搭載した監視カメラによる不審者検知 など、防犯や見守りを目的とした人物センシングソリューションの市場規模は 拡大しています。

NTTドコモでは、低解像度サーモカメラ(※)とAI技術を組み合わせることで、 プライバシーを考慮しつつ人物を検出する技術を開発しており、ホテル客室 や更衣室、トイレなどプライバシー侵害の懸念が強い屋内空間での防犯や 見守りソリューションとしての活用を目指しています。

本会議では特に、アクセス制御エンジン「symphony」とAI技術搭載の 低解像度サーモカメラを活用し、オフィスビルにて技術検証している人物 検出の取り組みの全体像や検証に用いたシステムの仕組みなどを紹介します。

(※) サーモカメラとは、遠赤外線を検出することで対象物の温度分布を検知 する装置で、このうち取得する映像の解像度の低いサーモカメラを低解像度 サーモカメラと呼びます。