第22回普及促進ワーキンググループ会合レポート

2023年2月7日(火)に、第22回普及促進ワーキンググループ会合がオンラインで開催されました。ここでは講演の概要を公開します。

スマートメータ・スマートインフラの発展と、Wi-SUN無線通信規格の活用実績・将来動向

ローム株式会社 津和 隆志 氏

[講演概要より]

IEEE 802.15.4 をベースとした 920MHz 帯無線通信規格のひとつに Wi-SUN があります。初期は日本の電力見える化を主な用途として活用され、最新規格では相互接続性に優れた多段中継(マルチホップ)機能を有したインフラ向け無線規格として発展してきました。

ロームは 2014 年に世界初となる HEMS(Home Energy Management System)機器向け汎用 Wi-SUN モジュールを量産化。各家庭における電力の見える化市場の立ち上げに貢献し、その後も世界最小モジュールの量産化に成功するなど、Wi-SUN 規格を中心とした活動を推進してきました。これらの取り組みを振り返りつつ、次世代のスマートインフラの実現に向けたロームの取り組みを紹介致します。